ラヴ&ピーチ 福島の桃🍑 真冬編⛄
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冬の陣!! 銀世界で闘う!?
目次
今回は冬☃
前回は秋のハウス内の桃について書きましたが、今回は冬です!しかも真冬です🥶。こちらの写真の通り畑は雪化粧してます。「じゃあ、今日は寒いし、雪積もってるから休み!」というわけにはいきません。そうしたいのが本音ですが、それをやっていては春先の作業に向けての準備に支障をきたすからです。農家にオフシーズンはないのです!!
剪定作業は重要!!
収穫が終了した10月から年を跨いで3月後半まで行う作業が剪定作業です!これは前回も説明したように「いらない枝を切り落とす」作業です。美容師、理容師・・・いいっか(笑)。
やり方は農家によって様々です。特にこの写真で私が担当したのは、今季20年目をむかえる”まどか”です。20年生とは思えないほどまだまだ活き活きしていて、徒長枝もガツガツ生えます。
なので、新しい枝を活かす、内側に大枝をおかない、重なりを極力作らないなどを意識しながらやりました。ちなみにこちらのまどかのほとんどが縦横5mを超える大木なんです。だから一人で剪定すると一日で1本できるかどうかなんです(;^ω^)。7尺の脚立がこんなに小さく見えるんですよ(笑)
切り落とした枝が雪に相まって目立ちます。どれだけ切り詰めたかがわかりやすいですよね!掃除が大好きな私の心が色々揺さぶられる瞬間です(笑)
当然剪定した枝を散乱させておくことはできないので集めます!写真のとおり、後で撤去することも考えて大きさ別に集めます。これが意外に重要なんですよ。
こちらは春先の写真になりますが、周囲の葉が出ている枝と違って、”死んでしまった枝”です。一度この状態になると蘇ることはありません。なのでこちらは切り落とします。
こちらは”せん孔細菌病”の枝です。黒く焦げたような特徴が出ます。これも切り落とします。この枝を放置すると果実にも悪い影響が出るので。再重要事項で処理します。後にこの病気については説明したいと思います。
枝の撤去作業
全ての畑の剪定作業を終える頃にはすっかり春となります。もう雪はないです。撤去作業はトラックで行います。軽トラの荷台に高く積んで運びます。この時先程の写真のように大きさ別に並べておくと、荷台に隙間なく積めるので、運ぶ往復回数が少なくなるメリットがあります。
うちでは捨てる専用の土地があるので、このように捨てています。このように一年ほど放置しておくと自然に土に還ります。最大で3m近くまで高く捨てた枝が堆積しますが、一年で土になります。
他の農家さんでは田んぼなどで燃やす、チッパーで粉々にして畑に散布するなど方法は色々ありますが、放置が一番楽でしょうね!
オフシーズン最大の楽しみ
基本はずっと剪定作業をしているわけですが、たまには息抜きも必要です。私はウインタースポーツをやるので、それで遊んで気持ちをリフレッシュしています。特にボードは大好きです。今年は雪が多くてボードには最高の年でした!